泉浩二講師の腫瘍性尿管狭窄に関する研究が日本泌尿器内視鏡ロボティクス学会の学会賞を受賞しました!
2008年に本研究の元となる研究の構想が提案されてから15年目での受賞となったとのことでした。様々な科で問題となる腫瘍性尿管狭窄の予後予測を可能にした画期的な研究であることと、地道に研究を続けることの重要性を評価された受賞と思われます。
中川竜之介大学院生の、日本人の転移性ホルモン感受性前立腺癌における予後予測因子について検討した論文がCancersに掲載されました!
日本人の転移性ホルモン感受性前立腺癌における全生存についての予後予測因子としてGleason pattern 5, BSI ≧ 1.5, LDH ≧ 300の3つを同定しました。 アジア人はホルモン感受性が良好であるとされており、前立腺癌においては日本人独自...
中川竜之介大学院生の、pT1の膀胱癌におけるUC variant histologyの予後について検討した論文がIn Vivoに掲載されました!
UC variant histologyにおける全生存期間と癌特異的生存期間はpure UCと比較して有意に短い結果となりました。さらにUC variant histologyでは病期進行後の予後も悪く、pT1のUC variant histologyは予後不...
泉浩二講師の去勢抵抗性前立腺癌に対するエンザルタミドとアビラテロンの多施設共同前向きランダム化試験ENABLE study for PCaの結果が European Urology Open Scienceに掲載されました!
企業からの資金提供のない8年に及んだ本試験により、発売当初に喧伝された「エンザルタミドよりアビラテロンのほうがよい」ということはないとわかりました。 このような医師主導の前向き試験の重要性が示されたものと思いますが、試験をより行いやすくする環境をどう作るがが...
岩本大旭助教の、前立腺癌における予後予測因子としての血清CCL2の有用性を示した長期フォローアップ研究がJapanese Journal of Clinical Oncologyに掲載されました!
前立腺癌における長期予後予測因子としての血清CCL2の有用性を初めて示しました。 Usefulness of serum CCL2 as prognostic biomarker in prostate cancer: a long-term...
中川竜之介大学院生の、RAPN中に生じたCO2塞栓症を報告した論文がIJU case reportsに掲載されました!
Carbon dioxide gas embolism during robot-assisted laparoscopic partial nephrectomy Ryunosuke Nakagawa, Takahiro Nohara, Suguru Ka...
神島泰樹大学院生の、骨転移を有する前立腺癌に対する臨床的再発後の新規ホルモン剤の有用性についての研究がAnticancer Researchに掲載されました!
日本人において実臨床でPSA再発後の新規ホルモン剤の使用がOSに貢献することが示されました。 Efficacy of Androgen Receptor-targeted Drugs After Prostate Cancer Recurre...
八重樫助教の、縦隔原発胚細胞腫瘍に関する単一施設少数後ろ向きコホート研究がCancer Diagnosis & Prognosisに掲載されました!
予後不良な縦隔原発非セミノーマ性胚細胞腫瘍に対する新たな治療戦略を構築する必要性が示唆されました。 Survival Outcomes of Patients With Primary Mediastinal Germ Cell Tumors...
岩本大旭助教の、ハイリスク限局性前立腺癌に対するADTのレビュー論文がCancersに掲載されました!
ハイリスク限局性もしくは局所進行性前立腺癌に対するADTの意義や位置づけを網羅的に解説しました。 Androgen Deprivation Therapy in High-Risk Localized and Locally Advanced...
岩本大旭助教の、神経内分泌前立腺癌の治療成績を検討した論文がAnticancer researchに掲載されました!
ソマトスタチン受容体シンチグラフィー所見と肝転移の存在が神経内分泌前立腺癌の予後不良因子であることを明らかにしました。 Treatment Outcomes in Neuroendocrine Prostate Cancer. Iwamot...