鳥海蓮大学院生の、コロナ流行前後における入院化学療法患者での発熱性好中球減少症について検討した論文がCancer scienceに掲載されました!
研究
2023.01.12
コロナ流行前後で入院化学療法患者の背景は概ね等しいにも関わらず、発熱性好中球減少症を発症する患者は15分の1まで減少しました。この検討によって、発熱性好中球減少症はその一因がヒトヒト感染を含む微生物感染であり、コロナ禍で実施されたような感染防御策によって予防が可能である可能性が示唆されました。
Decreased febrile neutropenia during inpatient chemotherapy for urologic cancer during coronavirus disease 2019 pandemic
Ren Toriumi, Hiroshi Yaegashi, Suguru Kadomoto, Hiroaki Iwamoto, Masashi Iijima, Shohei Kawaguchi, Takahiro Nohara, Kazuyoshi Shigehara, Kouji Izumi, Yoshifumi Kadono, and Atsushi Mizokami
Cancer Sci. 2023 Jan; 114(1): 201–210.
doi: 10.1111/cas.15490