中川竜之介医員、泉浩二准教授のポスターがESMO Asia 2025 best poster賞を受賞しました!
研究
2025.12.08
免疫チェックポイント阻害薬(ICI)治療後のT細胞受容体レパトア解析から、治療後の多様性指数が高い患者ほど明確に予後が良いことを見出しました。
これまで主に治療前バイオマーカーに依存していた臨床判断に対し、本研究は「治療開始後に生じる免疫応答そのもの」が治療効果を鋭敏に反映することを示したものです。
この成果は、ICI治療の早期段階で効果を予測し、患者ごとに治療方針を迅速に最適化する新たなツールとなる可能性を提示しています。今回の発表はその独創性と臨床的意義が評価され、ポスター賞を受賞しました。関係者の皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。


